日本整形外科学会頚部脊髄症評価質問票ー健常者基準値作成のための調査ー

背景と目的

 頚部脊髄症は、手や足のしびれと筋力低下が主な症状で、手術に至る症例が多い。その重症度を評価する客観的方法として、近年、日本整形外科学会が、頚部脊髄症の重症度や治療成績を判定する日本整形外科学会頚部脊髄症評価質問票(JOACMEQ)を作成した。JOACMEQを用いることで、重症度を比較することが可能となる。しかし、現在JOACMEQは、健常人における年代別の基準値が設定されていない。

 本研究の目的は、加齢に伴う筋力低下がJOACMEQの評価に影響することから、年代別かつ男女別の基準値を作成することである。


対象の選定

 20歳以上の健常人の用馴致を調査するために、対象者は健常者とする。

 当講座の目標対象者は、20歳代から70歳代および80歳代以上の7階層で、各層10名(男女各5名)の計70名である。研究全体の目標例総数は1400名である。

 各研究施設内の職員とその家族から対象者を選定する。

 除外対象者は、以下に設定する。

 ①整形外科疾患で通院中

 ②頚椎手術の既往がある

 ③認知症等で設問の理解ができない場合

 ④医療従事者(バイアスを避けるため)

研究期間 

 2011(平成23)年10月〜

 

研究場所

 広島大学整形外科(主管

 福島県立医科大学整形外科

 函館中央病院整形外科

 獨協医科大学整形外科

 東京大学整形外科

 慶應義塾大学整形外科

 千葉大学整形外科

 和歌山県立医科大学整形外科

 三重大学整形外科

 

主任研究者

 関口美穂講師

 

研究費用 

 日本整形外科学会から調達