背景と目的
抗腫瘍薬を用いたがん化学療法に際しては、確実な血管確保が必須である。通常は末梢静脈を穿刺して血管を確保するが、困難な症例も多い。その際には、体幹に近い太い静脈を穿刺して、中心静脈カテーテルを挿入するのが一般的である。われわれは、2006年から前腕皮静脈に皮下埋め込み型中心静脈カテーテルとそのカテーテルにアクセスするリザーバーを留置して化学療法を行ってきた。しかし、前腕に設置した後、肘関節部でカテーテルの折損や閉塞を生じた事例があった。2008年からは、肘関節をまたがずに、肩前方の橈側皮静脈からカテーテルを挿入し、肩前方にリザーバーを留置してきた。
本研究の目的は、肩前方部へのリザーバーとカテーテルの留置の有用性について検討することである。
対象者の選定
骨軟部肉腫患者のうち、がん化学療法を行う患者
使用器材
研究期間
2010(平成22)年 11月〜
研究場所
福島県立医科大学附属病院整形外科
主任研究者
山田 仁学内講師
研究費用
保険診療
update 2019年4月11日 11:00
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