背景と目的
投球動作により肘内側には高度の外反ストレスが加わり、一次制御機構である内側側副靭帯には最大破断強度以上の力が加わると報告されています。円囲内筋総屈筋群は、肘関節外反ストレスに対し、動的に制御する機能を有していると報告されています。現在まで、電気生理学的手法や、生体力学的手法を用いた研究はいくつか報告されていますが、同筋群の走行と付着部構造に関して、構成筋別に詳細に検討した報告は存在しません。
本研究の目的は、ご遺体を用いて同筋群の付着部構造を詳細に分析し、解剖学的な視点から同筋群の機能を検討することです。
対象の選定
献体いただいたご遺体を用いて、円囲内筋総屈筋群と尺側側副靭帯を観察します。
研究期間
2012(平成24)年 6月〜2013年(平成25)年 1月
研究場所
福島県立医科大学整形外科
主任研究者
大歳憲一助教
研究費用
講座研究費
update 2019年4月11日 11:00
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