人工関節登録制度

背景と目的

 変形性関節症や関節リウマチなどの関節疾患に対する人工関節手術の有用性についてはもはや論を待たず、全国の施設で年間約10万例の手術が行われている。しかしながら、人工関節の成績判定には10年以上に及ぶ長期の追跡調査が必要であり、個々の整形外科医のfollow-upでは症例数・経過年数は十分なものとはならず、現状において人工関節のデザインの優劣、適切な固定法の選択などの調査にはおのずから限界がある。すでにSweden、Norway、Canada、Australia、New Zealand、Englandでは各国の実情にあった人工関節のNational Registry(国家レベルで登録制度)が発足しており、それらに集積された各国の登録データの分析から、適切な固定法や手術手技、不良なインプラント製品などの情報が臨床現場にfeed backされており、national Registryの有用性は広く認められている。

 我が国においても、national Registryにより人工関節手術の正確な現状を把握し、エビデンスに基づいた手術のガイドラインを国民に示すことが求められているため、早急にこの制度の確立が必要である。

 本研究は、我が国における人工関節手術の正確な現状を把握し、その成績を分析・検討して、人工関節手術の成績向上を図り、エビデンスに基づいた手術のガイドラインを国民に示すことを目的としており、日本整形外科学会のインプラント委員会が実施する。

 

 この登録制度は最終的には全国規模で行う予定ではあるが、最初はパイロットスタディとして全国80大学ならびに人工関節手術症例の多い50施設を日整会インプラント委員会が選び、これらを登録病院とする。

 

対象の選定

 人工股関節置換術と人工膝関節置換術(ともに再置換術を含む)を受けるすべての患者が対象となるが、後述する同意を得た対象者に限る。

 目標登録数は100例であるが、以下の期間内での症例とする。

研究期間

 2010(平成22)年 1月〜2014(平成26)年12月

 

研究場所

 福島県立医科大学附属病院整形外科

 全国の大学病院

 人工関節症例の多い50病院

 京都大学医学部EBM研究センター(登録事務局)

 

主任研究者

 大橋寛憲助教

 

研究費用

 講座研究費

update    2017年11月13日  10:43

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