背景と目的
青少年は骨性に未熟でアリ、反復する投球動作により、剥離骨折や軟骨障害を起こしやすい。早期に発見し、治療すれば後遺症亡くスポーツへの復帰が可能となるが、放置されるとスポーツ活動だけではなく、日常生活にも多大な支障を来す恐れがある。予防には保護者や指導者の理解が必要であるが、医療関係者にも積極的にスポーツ現場に出向き、早期発見に努める姿勢が必要である。過去に多施設で行われた野球肘に対する調査の結果から、調査には投球障害に対する関心を高める必要があり、調査の継続によって、障害発生率を減少させることも知られている。
本研究の目的は、福島県における青少年の野球肩、野球肘を早期に発見し、治療を開始することにより、重篤な障害への移行を予防すること、また、調査活動によって保護者や指導者に、投球によって発生しうる障害やその原因について十分に理解してもらい、過度の練習や不適切な指導による障害の発生を予防することである。
対象の選定
福島県内で野球活動を行っている青少年(小学生から高校生まで)
研究期間
2008(平成23)年10月〜
研究施設
福島県内の各学校のグラウンド、体育館、または野球場
主任研究者
大歳憲一助教
研究費用
研究担当者が負担
update 2019年4月11日 11:00
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